2020年2月5日水曜日

2月号

 英語の諺に Seeing is believing.(百聞は一見に如かず)がありますが、本校のアーチェリー部の選手5名は山川監督と共に今回のアメリカ遠征を通して、このことを身にしみて感じたようです。サンディエゴのチュラビスタ・トレーニングセンターでの一週間の合宿はあっという間の短いものでしたが、有意義で実り多きものであり、十分な収穫を得ることができたと報告してくれました。彼女たちは現地に到着したその日からハードな練習が始まったそうです。アメリカ式のアーチェリーはこれまで自分たちが知っているものとは異なるところが多々あり、目から鱗の、驚くものばかり。科学的で合理的な練習法を現地で直接教わり、集中力やバランスそして正確さなどの技術を習得することが目標でしたが、お陰でこれまで学んだ韓国式の技術に加えてこのアメリカ式を取り入れるという自分たち独自のアーチェリー観が確立できたようです。出発前の壮行会で私は、「目標達成のため、常に新しいものにチャレンジするアーチェリー部の姿勢が、必ずや東雲アーチェリーを日本にそして世界に羽ばたかせるものになると信じる」と激励しましたが、遠征を終えて帰国し、松山空港で出迎えたとき、彼女たちの表情を見てそのことを確信しました。時差ボケや練習の疲れを全く感じさせない、出発前に空港で見せてくれたものと変わらない元気で明るい笑顔を見たとき、彼女たちはきっと近い将来日の丸を背負ってオリンピックやワールドカップで活躍してくれるであろうと。
 さて、本校は小規模校なので、他校と比べて活動している部の数は少ないかもしれません。でも生徒の方から学校にやりたい活動を申し出、同好会をつくり頑張っている人たちもいます。今年度、高校1年の有志がかるた同好会を新たに結成しました。かるたというと「ちはやふる」の映画を思い出すのは私だけではないでしょう。初級クラスではありますが、県の選手権大会、松山市民のかるた大会共に個人で優勝、準優勝を勝ち取りました。当人たちも驚いているようですが、目標は早く部に昇格し様々な大会に出て結果を残すことのようです。自分のやりたいことを、企画し、実行に移す、この姿勢を私は高く評価したいと思います。皆さんも、勉強以外でやりたいことがまだ見つかってない人は、どうぞこのかるたに魅せられた彼女たちのように、やりたいものを見つけて何かを始めてください。後日、メンバーの1人が校長室で一首諳んじてくれました。
 かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを(藤原実方朝臣)
皆さん、この歌の意味が分かりますか。調べてみてください。きっと胸キュンですよ。