2021年11月2日火曜日

11月号

 朝夕めっきり寒くなってきましたが、昼間は秋晴れの心地よい風を感じる季節となりました。 毎年地方祭の頃に咲くキンモクセイ、今年は急激な温度変化が原因で開花が遅れていたようですがようやく咲き始めあちらこちらからいい匂いが感じられます。皆さん元気で頑張っていますか。中間考査の結果はどうでしたか。できなかったところを復習して覚え、今月末の期末考査に備えてください。
 さて、中間考査が終わった翌日、坊ちゃん劇場の観劇と遠足を行いました。計画当初は、コロナのために実施できるか心配していましたが、ちょうどその日から、幸いなことに本県のコロナ対策のレベルが感染縮小期に引き下げられました。今回の坊ちゃん劇場のミュージカルはどうでしたか。高知の貧しい漁師の家に生まれ、波瀾万丈の人生を送りながら、日米の架け橋となったジョン万次郎。その妻、鉄の視点から描いた物語。時代の波に翻弄される中、力強く生きる彼女の姿は、今と重なるところもあり共感した人も多かったのではないでしょうか。さまざまなジャンルの歌や、踊りがあり、最後はペンライトを振りながらキャストと一体となってフィナーレを迎えるなど、楽しい思い出になりましたね。その後、中学校と高校の各学年に分かれての遠足となりましたが、どうでしたか。何か新たな発見がありましたか。 
 また、9月開催から延期になっていたクローバーデイですが、生徒会を中心にさまざまな工夫とアイデアを出し合いすばらしい行事にすることができました。午前中のステージ発表は、琴同好会の演奏からスタートし、部や同好会、有志が歌にダンス、楽器演奏と練習の成果を発表しました。舞台狭しと躍動を感じる演目や東雲らしさが感じられるものなど、演出も抜群で見応えがありました。時がたつのも忘れ気がつけば最後の「しのすい」の演奏になっていました。ランチタイムに、皆さんがやりたかった焼きそばやカレーなどの屋台を出すことは今年もかないませんでしたが、PTA役員の皆さんが地元飲食店に呼びかけて特製弁当を手配していただき、文化祭を盛り上げていただきました。午後は、文化部等の展示や模擬店。デジタル技術を巧みに使い、先生が登場するパロディのビデオ作品を鑑賞する教室もあり盛り上がりました。皆さんのこれまで一生懸命やってきた成果が随所に示され、本年度のスローガン「千紫万紅(せんしばんこう)」の言葉どおり、色とりどりの花が咲き誇りました。今年も、保護者には観覧を遠慮していただきましたが、後日配信する動画で楽しんでもらえればと思います。  コロナの感染状況も落ち着いてきましたが、油断することなく基本的な予防策を取りながら、東雲スクールライフを楽しみましょう。  Go for it ! Shinonome!